OS入りの中古PCを購入したり、人から譲ってもらったり、または修理に出し、Windowsのセットアップも完了した状態で返却された場合etc…、XPがセットアップされた状態で受け取ると、「使用者名」と「ユーザー名」が設定されてしまっています。
「使用者名」に関してはこちら「XPの使用者名を変更する方法」
この各名前を変更したい場合には、できるだけ、データを移行したり、新しく保存したり、また各設定を行う前に変更してしまうのが安心です。
(いつでも変更は可能ですが、設定した環境が初期状態に戻ったり、再設定しなければならなかったり、せっかく保存したデータが消えてしまったり、最悪、Windowsが起動しなくなったりetcのリスクを伴ってしまいます)
ここでの「ユーザー名」とは、セットアップされたWindowsを使用する人、スタートメニュー最上部に表示される、「アカウント名」のことです。
表面的な名前のみ変更するのであれば、上記のリスクもほぼゼロ(?)と言える範囲で変更可能です。
- 「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」
(→複数ユーザー設定済みの場合は、再度、下部の「ユーザーアカウント」を選択) - 変更するアカウントのアイコンをクリック→「名前を変更する」
- 新しい名前を入力→「名前の変更」をクリック
これで簡単に名前の変更は可能ですが、あくまでも「表面的な」名前を変更したのみ。
マイコンピュータに表示される各ユーザーのフォルダは変更後の名前で表示されますが、そのフォルダを開いた状態で、アドレスバーを見てみると…、
「C:¥Documents and Settings¥変更前の名前¥My Documents」
と表示されます。あくまでも「表面上」の名前を変更しただけなので、Windowsは元の名前で判別しています。
根本から変更したい場合には、上記の手順は行わず、ご希望の名前で新しいユーザーアカウントを作成するのが一番です。
現在(変更前)のアカウントで、壁紙やメーラーetc、各個人設定が済んでいる場合には、再設定が必要になってしまいますが、気になったまま使い続けるか、一時の面倒を耐え、スッキリした気持ちで使うか…という差になりますね。
変更前のアカウントのデータは、変更後にすぐに移行できるように、一時的に「共有フォルダ」に移すと便利です。
新しいアカウントの作成と個人データの移行や設定が完了したら、元の変更前のアカウント削除すると、よりスッキリします。
▼関連記事:「XPの使用者名を変更する方法」